ファーストピアスを一瞬外すのは危険?数分で塞がる理由と隠す裏技

ファーストピアスを一瞬外すのは危険?数分で塞がる理由と隠す裏技の重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。

ピアスを開けて数日から数週間の段階でファーストピアスを一瞬外す行為は、いわば「かさぶたになりかけた傷口を無理やりこじ開け、放置する」ことと同義です。耳たぶからスタッドを引き抜いた瞬間から、人体の驚異的な自己防衛システムが作動します。

実際に外してしまった直後に起きる現象は、主に以下の3段階で急速に進行します。

第1段階は「浸出液(体液)の滞留とフィブリンによる膜の形成」です。ピアスを抜いた瞬間、傷口からにじみ出る組織液に含まれる凝固成分(フィブリン)が、外部からの異物侵入を防ぐために瞬時に網の目のような膜を張ります。この反応は外してからわずか3分から5分程度で始まります。

第2段階は「皮下組織の弾性収縮」です。ピアスホールの周囲にある皮膚や皮下脂肪、微小な筋繊維組織は、ピアスという「つっかえ棒」を失った瞬間、元あった位置へ戻ろうとしてギュッと縮まります。ピアスの軸(ポスト)の太さは標準的なファーストピアスで16G(約1.2mm)前後ありますが、このトンネルの内径が数十秒から数分で半分以下に押し潰されてしまうのです。

第3段階は「表皮の仮閉鎖と再挿入時の迷路化」です。見た目には表面に小さな窪み(穴の跡)が見えていても、内部のトンネル(瘻孔:ろうこう)はすでに潰れて塞がっています。この状態で再びピアスを差し込もうとすると、皮膚の内側でポストの先端が行き場を失い、袋小路に突き当たって激痛が走ります。無理に力を込めれば、傷ついていない健康な皮下組織をブスリと貫通してしまい、激しい出血と化膿性炎症を引き起こすことになります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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