妊婦が交通事故に遭ったら赤ちゃんへの影響は?慰謝料相場と対応手順を完全解説

妊婦が交通事故に遭ったら赤ちゃんへの影響は?慰謝料相場と対応手順を完全解説の背景について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

事故の精神的・肉体的苦痛に対する「入通院慰謝料」は、通院日数や治療期間を基準に算定されます。基準には「自賠責基準」「任意保険基準」「弁護士基準(裁判基準)」の3つが存在し、弁護士基準で請求することで自賠責基準の2倍〜3倍近くまで示談金の増額が見込めるのが一般的です。

さらに妊娠中の事故では、通常の人身事故とは異なる特殊な損害費目が認められる余地があります。

【妊娠中の事故で主張可能な主な損害賠償項目】
1. 妊婦特有の休業損害:事故による切迫早産のリスクやむちうち悪化で就労不能となった場合、有給休暇取得分や減給分が補償対象となります。主婦(家事従事者)であっても女性の平均賃金を基準とした休業損害の請求が可能です。
2. 胎児の経過観察にかかる追加診療費:母体のケガ治療だけでなく、胎児の安全確認のために通常より頻回に行われた超音波検査やNSTモニタリング費用。
3. 妊婦特有の精神的慰謝料の増額:投薬治療が受けられない激痛に耐えた苦痛や、「胎児に障がいが残るのではないか」という極度の精神的ストレスは、慰謝料の個別増額事由として主張できます。

不幸にして流産や死産に至ってしまった場合には、胎児自身の生命侵害に対する固有の慰謝料ではなく、母体に対する重大な精神的損害として数千万円規模の賠償が認められる判例が確立されています。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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