なぜ緑色?Jr東日本ロゴに隠された秘密とデザインの真相を徹底解説
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1987年4月1日の国鉄分割民営化は、日本の交通史における最大の転換点でした。赤字に苦しんだ「親方日の丸」の国鉄イメージを完全に払拭し、清新な民間企業として再出発を図るため、大規模なCI(コーポレート・アイデンティティ)計画が極秘裏に進められました。
その中心となってロゴデザインを手掛けたのが、戦後日本のグラフィックデザイン界を牽引した名匠・小島良平(こじま・りょうへい)氏です。小島氏は膨大な試作と検証を重ね、誰が見ても一目で「新しい鉄道の夜明け」を実感できるフォルムを創出しました。
当時の国鉄改革推進部とデザイナー陣の間では、従来の動輪マーク(車輪に羽が生えた意匠)を継承すべきか否かという議論も交わされました。しかし、過去のしがらみを断ち切り、国際的にも通用する普遍的なシンボルを目指した結果、現在の洗練されたモダンデザインが誕生したのです。