かかとのガサガサは水虫かも?かゆくない角化型の見分け方と治療法
かかとのガサガサは水虫かも?かゆくない角化型の見分け方と治療法の疑問点について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
水虫の典型的な症状である「猛烈なかゆみ」は、菌に対する生体の免疫反応が表皮の浅い部分で起きることで生じます。指の間にできる趾間型(しかんがた)や、土踏まずにできる小水疱型(しょうすいほうがた)ではアレルギー反応が強く出ますが、かかとに巣食う角質増殖型白癬(角化型水虫)はメカニズムが異なります。
かかとの角質層は体の中で最も分厚く、神経が通っている真皮層から遠く離れています。白癬菌はこの分厚い角質の主成分であるケラチンをエサにしながら、極めてゆっくりと増殖します。炎症反応が表面化しにくいため、神経が刺激されず自覚できるかゆみがほとんど生じないのです。
かゆくないからこそ「単なる加齢や乾燥による角質硬化」と見過ごされ、何年ものあいだ菌を飼いならしてしまう人が少なくありません。足の裏全体がまるで革靴の底のように硬くなり、皮膚の溝が深くなって網目状の白いスジが浮き出るのが典型的な進行パターンです。