耳は正常なのに聞こえない?聴覚情報処理障害のチェックリストと真因

耳は正常なのに聞こえない?聴覚情報処理障害のチェックリストと真因に関するポイントを詳しくまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

Q1:APD(聴覚情報処理障害)を疑った場合、病院は何科を受診すればよいですか?
A1:まずは一般的な「耳鼻咽喉科」を受診し、通常の純音聴力検査で耳自体に器質的な難聴がないかを確認します。そこで異常が見つからない場合は、全国の大学病院や一部の総合病院・クリニックが開設している「APD専門外来」や「LiD外来」を受診してください。なお、発達障害の併発が疑われる場合は「心療内科」や「精神科」での受診も視野に入ります。

Q2:大人になってから急に発症することはありますか?
A2:生まれつきの脳の特性として潜在していたものが、社会人になって「騒がしいオフィス」「電話応対」「複雑な複数人会議」など高度な情報処理を要求される環境へ移行したことで表面化し、「急に発症した」と感じるケースが非常に多く見られます。また、重度のストレスや睡眠不足、頭部外傷、脳血管障害をきっかけに後天的な情報処理機能の低下を招く事例も報告されています。

Q3:APDはトレーニングやリハビリで治すことができますか?
A3:病気のように「完全に治癒する」ものではありませんが、リハビリテーションと代償手段によって不便を最小限に抑えることは十分に可能です。言語聴覚士の指導のもとで行う雑音下での聴取トレーニングや、聞き取れなかった際に「恐れずに特定部分を聞き返す定型フレーズ」を身につけるコミュニケーションスキルトレーニング、さらに音声認識AIやノイズキャンセリング端末の導入といった複合的なアプローチで、日常生活の快適さは劇的に改善します。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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