コラ画像とは?意味・語源の歴史から違法性や最新Aiリスクまで徹底解説

コラ画像とは?意味・語源の歴史から違法性や最新Aiリスクまで徹底解説についての最新情報をお届けします。

ネット上でコラ画像が爆発的に広がる背景には、SNS特有の集団心理と「共感の連鎖」が存在します。大手掲示板やSNSの投稿を分析すると、「面白いからみんなに見せたい」「タイムラインで流れてきたから深く考えずにリポストした」「拾い画を貼っただけで自分が作ったわけではない」といった声が圧倒的多数を占めます。

しかし、法律はこの「軽いノリ」を免罪符とは認めません。最高裁判所の判例(令和2年7月21日第三小法廷判決)において、他人の著作権や人格権を侵害するツイート(現ポスト)をリツイート(リポスト)した行為そのものが権利侵害にあたるという判断が下されています。元画像の作成者だけでなく、それを拡散して被害を拡大させたアカウントに対しても、発信者情報開示請求や損害賠償請求が認められる時代になっているのです。

2022年に施行された「改正プロバイダ責任制限法」によって、被害者が投稿者を特定するための裁判手続きは大幅に簡素化・迅速化されました。従来は1年以上かかっていた特定手続きが数ヶ月程度に短縮され、匿名アカウントであってもIPアドレスや契約者情報が速やかに開示されます。

一度ネット上に流出した画像は、第三者によって無数に保存・転載され、完全に削除することは事実上不可能です。これが「デジタルタトゥー」と呼ばれる現象です。被害者は長期にわたる精神的苦痛を強いられ、加害者となった人物もまた、損害賠償の支払いや刑事処罰の前科、就職・結婚など将来の人生設計に回復不能な打撃を背負うことになります。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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