熱はないのに熱っぽい原因は?平熱の違和感と危険な病気の見極め方
熱はないのに熱っぽい原因は?平熱の違和感と危険な病気の見極め方についての最新情報をお届けします。
Q1:熱はないのに体が熱く、だるい状態が何日も続いています。市販の風邪薬を飲み続けても平気ですか?
A1:漫然と市販の風邪薬を飲み続けることは避けてください。風邪薬は主にウイルス感染に伴う鼻水、咳、発熱などの対症療法を目的としており、自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れによる熱感には効果が期待できません。むしろ胃腸障害や眠気などの余計な負担を生むため、3日程度飲んでも改善しない場合は服薬を中止し、内科を受診してください。
Q2:体温計では36.5℃なのに、自分では38℃くらいあるように感じます。冷えピタや保冷剤はどこに貼るのが効果的ですか?
A2:不快感を和らげる目的ならば、首の後ろやワキの下などを冷たいタオルや冷却シートで「心地よい」と感じる程度に冷やすのは有効です。ただし、身体全体を凍らせるように過剰に冷やすと、交感神経が刺激されて末梢血管が閉じ、逆効果になることがあります。冷やすことと同時に、足元を温めて血流を全身に分散させる「頭寒足熱」を意識すると自律神経が安定しやすくなります。
Q3:ストレスで熱っぽくなることがあると聞きましたが、本当ですか?
A3:本当です。医学的にも「心因性発熱」や自律神経失調症として確立された病態です。精神的緊張や過労が続くと、交感神経の働きを強めるノルアドレナリンなどの神経伝達物質が過剰に分泌され、平熱の設定温度が上がったり、皮膚の血流が乱れてカーッとしたほてりを生じさせます。リラックスできる環境に身を置くことで熱感が引くかどうかも、判断の重要な手がかりになります。