『それでもボクはやってない』結末の真相と実話モデル|有罪判決の決定打

『それでもボクはやってない』結末の真相と実話モデル|有罪判決の決定打にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

金子徹平という人物自体は架空のキャラクターですが、彼が辿った裁判の過程やエピソードは完全にゼロから作られたフィクションではありません。周防正行監督が3年以上に及ぶ徹底的な裁判傍聴と関係者への取材を重ね、複数の実在した痴漢冤罪事件の要素を緻密に組み合わせて構成されています。

主要なモデルの一つとされているのが、2000年代初頭に実際に起きた「防衛医大教授痴漢冤罪事件」をはじめとする複数の著名な冤罪裁判です。これらの事件では、満員電車内での誤認逮捕、警察・検察による自白強要、被害者証言の過大評価など、映画で描かれたプロセスがそのまま現実の法廷で繰り広げられていました。

さらに、劇中に登場する弁護士たちのモデルとなった実在の刑事弁護人たち(冤罪弁護の第一人者たち)が実際に法廷で提出した再現ビデオや証拠採用をめぐる攻防が、脚本のリアリティを極限まで引き上げています。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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