会社都合退職の失業手当はなぜ手厚い?給付制限なしの真相と手続き
会社都合退職の失業手当はなぜ手厚い?給付制限なしの真相と手続きに関する疑問を丁寧にまとめました。詳細な解説をご覧ください。
雇用保険の基本手当は、退職前6カ月間に支払われた賃金の総額(賞与を除く)を180で割った「賃金日額」を基準に、50%〜80%の給付率を乗じて算出されます。賃金が低かった人ほど高い給付率が適用される仕組みです。厚生労働省が定める基準により、毎年8月に賃金日額および基本手当日額の改定が行われています。
2026年最新 失業手当 給付上限額の目安として、45歳以上60歳未満の賃金日額上限は約1万7,000円台前半、これに伴う基本手当日額の上限額は1日あたり8,600円〜8,700円台で推移しています。30歳以上45歳未満では上限額が1日あたり7,800円〜7,900円台となります。会社都合退職の場合、この日額が最大何日分支給されるかが総受給額を左右します。
失業手当 支給日数 計算シミュレーションを行うと、その差は歴然です。例えば「45歳・勤続20年・月収40万円(賃金日額約1万3,300円・基本手当日額約6,800円)」のケースを検証してみます。自己都合退職の場合、20年以上の勤務であっても所定給付日数は最大「150日」にとどまり、総受給額は約102万円です。しかし、会社都合退職(特定受給資格者)として処理された場合、所定給付日数は「330日」まで跳ね上がり、総受給額は約224万円に達します。離職区分の違いだけで、給付額に120万円以上の格差が生じる計算です。