目が飛び出る病気の正体は?眼球突出の原因と受診科の目安を解説

目が飛び出る病気の正体は?眼球突出の原因と受診科の目安を解説について徹底解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。

Q1:眼球突出の正常値はどのくらいですか?自分で測る方法はありますか?
A1:眼科では「ヘルテル眼球突出計」と呼ばれる器具を用いて外眼角(目尻の骨)から角膜頂点までの距離を測定します。日本人成人の平均値は約10〜15mmとされており、一般的に15mmを超える場合、あるいは左右差が2mm以上ある場合は病的な突出と判定されます。定規などを使って自宅で正確に測ることは難しいため、過去の証明写真などと比較して黒目や白目の見え方に変化があれば、眼科でミリ単位の正確な計測を受けてください。

Q2:バセドウ病の数値が安定したら、突き出た目は完全に元の位置に戻りますか?
A2:残念ながら、自然に元の位置まで完全に戻るケースは極めて稀です。バセドウ病の血液データ(甲状腺ホルモン値)が正常化しても、眼窩内の肥大した脂肪や筋肉がそのまま残ってしまうことが多いためです。早期の活動期にステロイド治療等で炎症を抑えることで突出を最小限に食い止めることは可能ですが、すでに組織が硬化している非活動期の場合は、元の目元に近づけるために眼窩減圧術などの外科的手術を検討する必要があります。

Q3:片目だけ急激に痛みを伴って飛び出てきた場合、救急車を呼んでもよいですか?
A3:数日単位の急激な進行であり、激しい目の痛み、高熱、まぶたの激しい発赤、急激な視力低下を伴う場合は、重篤な感染症である「眼窩蜂窩織炎」の可能性が高く、一刻を争います。放置すると視神経が圧迫されて失明に至るほか、感染が頭蓋内(脳)へ波及して命に関わる事態になりかねません。夜間や休日であっても、救急外来や総合病院の救急窓口へ直ちに連絡し、指示を仰いでください。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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