きゅうりの摘心で収穫量が激変!失敗しない時期と切り方を徹底解説
話題沸騰中の きゅうりの摘心で収穫量が激変!失敗しない時期と切り方を徹底解説について、多角的な視点を整理して公開しています。
摘心によって効率的な樹形を作っても、それ単体では長期多収は実現できません。「葉かき(摘葉)」と「追肥」のタイミングを完全に連動させることが不可欠です。
1. 光合成能力が落ちた下葉を落とす「葉かき」の絶対ルール
きゅうりの葉の寿命は約30日〜40日とされています。株元近くの古い下葉は、光合成によって糖を生み出す量よりも、自身の呼吸で消費するエネルギーの方が多くなる「マイナス資産」へと変化します。収穫が始まった部位より下にある黄色く変色した葉や病斑のある葉は、順次ハサミで切り落とします。ただし、一度に大量の葉を切ると株に急激なストレスがかかるため、「1回の作業で1株あたり2〜3枚まで」にとどめるのがプロの鉄則です。常に株全体で15枚〜20枚程度の健全な緑葉を維持します。
2. 実を曲げないための「追肥と水分補給」の連動サイクル
きゅうりは成分の95%以上が水分であり、「肥料食い」と呼ばれるほど旺盛に栄養を消費します。最初の収穫を迎えたタイミングが第1回目の追肥開始サインです。以降は2週間に1回のペースで化成肥料(8-8-8等)を1株あたりひと握り(約20〜30g)株元から少し離れた根の先端部付近に施すか、週に1回の規定倍率の液体肥料を水やり代わりに与えます。実が極端に曲がる「曲がり果」や先が細くなる「先細り果」が目立ち始めたら、肥料切れまたは土壌乾燥の警告シグナルです。