浄土真宗は初盆をしない?理由と飾り方・お布施相場を徹底解説
浄土真宗は初盆をしない?理由と飾り方・お布施相場を徹底解説についての疑問解決ガイドをお届けします。
初盆の準備において、多くの家庭が悩むのが「仏壇まわりの飾り方」です。他宗派の習俗に倣って白提灯やナス・キュウリの牛馬を用意してしまうケースが多いため、正しい飾り方を把握しておきましょう。
1. 仏壇の清掃と「打敷(うちしき)」の設置
浄土真宗では、仏壇の前に特別な精霊棚を設ける必要はありません。普段手を合わせている仏壇を綺麗に掃除し、前卓(まえじょく)に夏用の「打敷(金襴の布)」を掛けます。仏壇を美しく荘厳(しょうごん)すること自体が、阿弥陀如来の極楽浄土を讃える意味を持ちます。
2. 供花・お供え物の選び方
花立てには季節の生花を飾ります。毒やトゲのある植物、匂いの強すぎる花は避けるのが仏事全般のマナーです。お供え物には、季節の果物や落雁(らくがん)、故人が好んだ菓子などを供えますが、肉や魚などの生臭物は厳禁です。果物や菓子は高杯(たかつき)などに盛り付け、仏壇へお供えします。
3. 提灯を飾る場合のルール
「浄土真宗では提灯を飾ってはいけないのか」という疑問がよく寄せられますが、飾ること自体が禁止されているわけではありません。不要とされるのは、「迷い霊の目印として1年目だけ使い、終わったら燃やす無地の白提灯」です。仏壇や部屋を華やかに照らす目的として、柄の入った「切子提灯(きりこちょうちん)」や「回転灯籠」などを一対飾ることは問題ありません。