多発性筋炎とは?初期症状のサインと皮膚筋炎との違い・最新治療を追う
多発性筋炎とは?初期症状のサインと皮膚筋炎との違い・最新治療を追うに関する疑問を徹底的にまとめました。最新データをチェックしましょう。
Q1:初期症状として筋肉痛は必ず現れるのでしょうか?
A1:必ずしも現れるとは限りません。多発性筋炎の患者のうち、筋痛や筋肉の圧痛を自覚する割合はおよそ半数程度にとどまります。痛みがないまま「ただ力が入らない」「だるさが抜けない」という脱力感のみが進行する無痛性の症例も非常に多いため、痛みの有無だけで病気を否定することはできません。
Q2:完治して薬を完全にやめることは可能ですか?
A2:現在の医学では、再発の危険性をゼロにするという意味での「完全治癒」は困難とされています。しかし、薬によって炎症を抑え込み、症状が消退した「寛解(かんかい)」状態を維持することは十分に可能です。少量のステロイドや免疫抑制薬を維持療法として服用し続けるケースが多いですが、自己判断で服薬を中止すると高確率で重篤な再燃を招くため、主治医の厳密な管理下で段階的な減量を行う必要があります。
Q3:身体の異変を感じた場合、何科を受診すればよいでしょうか?
A3:第一選択とすべき診療科は「膠原病内科」または「リウマチ内科」です。全身の免疫疾患と炎症性筋疾患のエキスパートが所属しています。近隣に専門診療科がない場合は、総合内科や「脳神経内科(神経内科)」を受診してください。脳神経内科もまた筋肉の病理や筋電図検査の高度な専門性を有しており、適切な確定診断から膠原病専門医への連携がスムーズに行われます。