積極奇異型Asdの特徴とは?距離感を詰める心理と職場のトラブル対処法
積極奇異型Asdの特徴とは?距離感を詰める心理と職場のトラブル対処法について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をお届けします。
精神医学の診断基準であるDSM-5(米国精神医学会)以降、ASDとADHD(注意欠如・多動症)の併発診断が正式に認められるようになりました。近年の専門医療機関における臨床統計では、成人のASD患者のうち30〜50%程度がADHDの特性を併発していることが指摘されています。
この2つが重なり合った場合、積極奇異型の対人リスクは跳ね上がります。ASD特有の「相手の心情や社会規範の文脈が分からない」という認知特性に、ADHD特有の「頭に浮かんだ衝動を抑制できない多弁性・不注意」が掛け合わされるためです。
典型的な事例として、以下のような会話トラブルが頻発します。
- 相手が話している最中に、関連するアイデアが浮かぶと遮って自分の話を始めてしまう。
- 「その服、体型をごまかすのにちょうどいいですね」など、本人は純粋な分析のつもりで相手のコンプレックスを公然と口にする。
- 業務時間外や深夜でも、思いついた疑問をチャットツールで連続送信し、相手のプライベート時間を圧迫する。
衝動性が絡むことで、「立ち止まって相手の状況を確認する」というワンクッションが完全に消失します。結果として、本人は「熱心にコミュニケーションを図っている」つもりであるにもかかわらず、周囲からは「失礼で自己中心的な人物」とレッテルを貼られてしまうのです。