ダンベルで上腕三頭筋が変わる!太くならない原因と自宅トレ完全版
ダンベルで上腕三頭筋が変わる!太くならない原因と自宅トレ完全版の重要ポイントをご紹介します。役立つ情報が詰まっています。
フィットネスジムのパーソナルトレーナー陣に取材を行うと、驚くほど共通した証言が得られます。「腕を太くしたい初心者の大半が、力こぶのトレーニングばかりに時間を割き、三頭筋では扱いきれない重さのダンベルを振り回して関節を痛めている」という実態です。ネット掲示板やSNS上でも、「ダンベルフレンチプレスをやると肘の外側がピキッと痛む」「ダンベルキックバックで背中ばかり疲れる」といった投稿が後を絶ちません。
上腕三頭筋に刺激が入らない最大の理由は、運動力学を無視した「代償動作」にあります。三頭筋は肘関節を伸ばす(肘関節伸展)主動筋ですが、ダンベルの重量が筋力を超えていると、無意識のうちに肩関節を動かして反動をつけたり、僧帽筋を使ってダンベルを持ち上げたりしてしまいます。これでは負荷が三頭筋から完全に抜け、ただ重りを移動させているだけの作業に陥ってしまいます。
さらに深刻な盲点が、「長頭」と「短頭(外側頭・内側頭)」の構造的な違いを無視している点です。短頭は上腕骨から前腕へ付着している単関節筋ですが、長頭は肩甲骨の関節下結節から前腕へと跨がる「二関節筋」です。つまり、腕を頭上に挙げるバンザイの姿勢(肩関節屈曲)をとらなければ、長頭は十分にストレッチされません。腕を下ろした状態でのトレーニングばかりを繰り返していても、腕全体のバルクアップを牽引する長頭にはほとんど刺激が届いていないのが現実です。