入来温泉湯之山館は現在どうなった?閉館理由と再開の噂を徹底追跡
入来温泉湯之山館は現在どうなった?閉館理由と再開の噂を徹底追跡についての最新情報をご紹介します。
湯之山館がこれほどまでに惜しまれる背景には、薩摩の風土と結びついた深い入来温泉 湯之山館の歴史と経緯があります。
入来温泉は慶長年間以前より湧出していたと伝わり、中世から近世にかけて入来院氏、そして薩摩藩主・島津氏の直轄地として統治された歴史を持ちます。そのなかで湯之山館の前身となる湯治場は、藩主や身分の高い武士が療養に訪れる特別な湯として扱われ、いつしか入来温泉 湯之山館は「殿様の湯」と呼ばれる格式を帯びるようになりました。
浴場としての最大の誇りは、その類まれな湯力にありました。入来温泉 湯之山館の泉質と効能を振り返ると、泉質は主に「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉」。地下深くから自噴する豊かな源泉は、湧出温度が60度を超える高温の湯でした。
炭酸水素塩泉特有の「角質をやわらげて肌をなめらかにする美肌作用」と、塩化物泉がもたらす「湯冷めしにくく保温効果が持続する温まりの湯」という二大特長を兼ね備えており、神経痛、筋肉痛、冷え性、慢性皮膚病、さらには飲泉による慢性消化器病への効能も広く知られていました。湯上がりには肌がサラサラになり、芯までポカポカと温まる感覚は、一度体験すると忘れられないと評されていました。