無酸素運動とは?有酸素との違いと脂肪燃焼の真相をプロが解説
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フィットネス現場において双方は対比されがちですが、生体に及ぼす代謝適応は根本から異なります。厚生労働省の身体活動基準データおよび日本運動生理学会の検証報告を整理した比較表は以下の通りです。
項目無酸素運動(高強度・短時間)有酸素運動(低中強度・長時間)編集部の見解・評価主な代謝経路と燃料ATP-CP系・解糖系
(筋グリコーゲン・糖質主体)酸化系(クエン酸回路)
(体脂肪・糖質・遊離脂肪酸)脂肪を燃やすには有酸素が必要だが、糖を枯渇させる無酸素が先行条件となる代表的な種目例筋力トレーニング、短距離走スプリント、HIIT、投擲ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳(長距離)種目そのものより「全力を出している時間と強度」で分類される点に注意運動中の消費エネルギー1分あたり8〜15 kcal(高密度・短時間)1分あたり4〜8 kcal(中密度・持続的)実働時間の合計では有酸素が上回るが、時間対効果は無酸素が圧倒的に高い運動後過剰酸素消費(EPOC)極めて高い
(最大24〜72時間代謝が亢進)低い〜軽微
(運動終了後1〜2時間で平熱化)「運動後も脂肪が燃え続ける」現象は無酸素運動特有の代謝的恩恵身体的適応・筋への影響速筋線維の肥大、筋力増強、骨密度上昇、糖取り込み能向上遅筋線維の発達、毛細血管網拡張、心肺持久力向上加齢に伴い萎縮しやすいのは速筋線維。アンチエイジングには無酸素が不可欠推奨される実施頻度週2〜3日(筋群ごとに48〜72時間の休息を推奨)週3〜5日(疲労管理を行えば連日実施も可能)無酸素運動は中枢神経系への疲労蓄積が大きいため、休息日設定が必須