フェキソフェナジン塩酸塩が効かない真因は?眠気やアレグラとの差を解説
フェキソフェナジン塩酸塩が効かない真因は?眠気やアレグラとの差を解説の真相について、最新情報を詳しくお届けします。
「アレルギーの薬を飲むと頭がボーッとして仕事にならない」という悩みを解消したのが、フェキソフェナジン塩酸塩最大の強みです。なぜこの薬はこれほど眠気が出にくいのでしょうか。
アレルギー薬による眠気は、薬の成分が血管から脳へ入り込み(血液脳関門を通過)、脳の覚醒を司るヒスタミンの働きをブロックしてしまうことで起こります。この指標を示すのが「脳内ヒスタミンH1受容体占拠率」です。古い第1世代の抗ヒスタミン薬が50%以上を占拠し激しい眠気を誘発するのに対し、フェキソフェナジン塩酸塩の占拠率はほぼ0%(プラセボと同等)であることが臨床試験で実証されています。
主な第2世代抗ヒスタミン薬と比較してみましょう。
【第2世代抗ヒスタミン薬の眠気プロファイル比較】
・フェキソフェナジン塩酸塩 / ビラスチン:非鎮静性(添付文書に自動車運転に関する警告記載なし)
・ロラタジン / レボセチリジン:軽微な鎮静性(一部は運転注意喚起あり)
・オロパタジン / セチリジン:中等度の鎮静性(服用後の自動車運転等は禁止)
法律上も、フェキソフェナジン塩酸塩は添付文書において「自動車の運転等の危険を伴う機械の操作」に対する禁止・注意の記載が義務付けられていない極めて稀有な薬剤です。プロドライバーや集中力を保ちたい受験生から圧倒的な支持を集める理由は、この薬理学的な裏付けにあります。