伝説の相場師から現在まで!株式市場を揺るがした仕手筋の有名人と末路
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兜町や関西の市場において、かつて数百億円から数千億円規模の資金を動かし、銘柄の需給を完全に掌握した人物たちが存在します。彼らは単なる投資家にとどまらず、政財界や裏社会、熱狂的な信奉者を巻き込むカリスマとして君臨しました。
歴史上、最も名を馳せた仕手筋・相場師たちの主要な横顔と相場の足跡は以下の通りです。
人物・グループ名主な時代・代表的銘柄手法・活動の特徴最終的な結末・現在の動向加藤暠(誠備グループ)1970〜1980年代
宮地鉄工所、本州製紙など投資顧問グループを率い数万人の会員資金を動員。「兜町の風雲児」と呼ばれた。所得税法違反・相場操縦容疑で逮捕。晩年も復帰を試みるが2016年に死去。是川銀蔵1970〜1980年代
住友金属鉱山、同和鉱業徹底した産業調査に基づく大型買い占め。「最後の相場師」と称され長者番付1位に。仕手筋というよりファンダメンタルズ重視の相場師。巨額の納税苦を抱え1992年死去。小谷光浩(光進事件)1980年代後半(バブル期)
国際航業、蛇の目ミシン仕手集団「光進」を率い、金融機関や政界ルートから調達した巨額資金で買収工作を展開。恐喝や証券取引法違反で逮捕・実刑。バブル崩壊を象徴する経済事件となった。山田亨(トンピン氏)2010年代後半〜現在
テリロジー、大黒屋HDなどSNS(X/旧Twitter)で銘柄分析や空売り筋への対抗を発信。強固な個人フォロワー網を形成。相場操縦容疑での捜査・執行猶予判決を経て、現在も発信活動を継続し市場の注目を集める。
昭和から平成にかけて相場を支配した加藤暠氏は、黒装束をまとい「誠備グループ」の会員数万人に向けて暗号めいた指示を出し、日経平均採用銘柄をも動かす力を持っていました。当時の証券関係者の手記には、「加藤氏が一言発するだけで翌日の板がストップ高で埋め尽くされた」という生々しい記録が残されています。
一方、近年「トンピン」の名で知られる山田亨氏は、従来の仕手筋とは異なり、公のSNS空間で財務分析や大株主との攻防を実況するスタイルを確立しました。空売り比率の高い銘柄を標的にして個人投資家の一致団結を促す「ショートスクイズ(踏み上げ)」を演出し、ネット時代の新たな相場師像として個人投資家の間で議論の的であり続けています。