唇顎口蓋裂と診断されたら?原因・手術と2026年最新治療のすべて

唇顎口蓋裂と診断されたら?原因・手術と2026年最新治療のすべてとはどのようなものなのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

手術が無事に終わったあとも、機能面のケアが続きます。特に注意を払うべきが「ことば(構音)」と「歯並び」の発達です。

口蓋形成術を行った後は、息が鼻に漏れる「開鼻声」や、喉の奥で音を作ってしまう異常構音を防ぐため、言語聴覚士(ST)による言語訓練と定期観察が欠かせません。多くのお子さんは就学前(5〜6歳頃)までに明瞭な発音を獲得しますが、鼻咽腔閉鎖機能不全が残る場合は、追加の言語訓練や補助的な小手術で改善を図ります。

また、顎の骨に裂がある場合、生えてくる歯のねじれや受け口(反対咬合)が生じやすくなります。通常、歯列矯正は自費診療で100万円近い費用がかかりますが、厚生労働省が指定する医療機関(自立支援医療指定医療機関)で受ける唇顎口蓋裂の歯列矯正は健康保険が適用されます。乳歯列期から永久歯列期まで、成長に合わせて息の長い矯正治療を無理なく継続できる制度設計が整っています。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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