鼻血が止まらない時に疑うべき病気とは?救急車の目安と受診先を解説
鼻血が止まらない時に疑うべき病気とは?救急車の目安と受診先を解説に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
鼻血が止まらない背景には、血液を凝固させる成分そのものの異常や、遺伝性の血管疾患が関わっている場合があります。見逃してはならない代表的な疾患は以下の通りです。
- 白血病:骨髄で異常な白血病細胞が増殖し、正常な血小板や赤血球が作られなくなる血液のがんです。鼻血が止まりにくいだけでなく、歯肉出血、ぶつけた覚えのない青あざ、発熱、強い倦怠感などを伴います。
- 特発性血小板減少性紫斑病(ITP):自己免疫の異常により、止血に不可欠な血小板が破壊されて減少する指定難病です。手足に点状の紫斑が出たり、口腔内に出血性の水疱ができたりします。
- オスラー病(遺伝性出血性毛細血管拡張症):全身の毛細血管が拡張して脆くなる遺伝性の病気です。繰り返す頑固な鼻血が初発症状として多く、唇や舌、指先などに赤い血管拡張斑が見られる特徴があります。
鼻血以外にも「身体にあざが増えた」「微熱やだるさが抜けない」といった症状が併発している場合は、血液疾患の可能性を念頭に置いた迅速な精密検査が求められます。