定期昇給の仕組みとは?ベアとの違いや年代別平均相場と廃止論の真相

定期昇給の仕組みとは?ベアとの違いや年代別平均相場と廃止論の真相の詳細について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

自身が勤務する会社の昇給幅が適正かどうかを判断するうえで、客観的な平均相場と昇給率の目安を知ることは欠かせません。厚生労働省や主要経済団体の統計データを踏まえた一般的な相場は以下のとおりです。

企業規模別に見ると、大企業における定期昇給率の目安は年間1.8%〜2.5%前後(金額にして月額5,000円〜10,000円程度)がひとつの基準です。一方、中小企業では年間1.0%〜1.8%前後(月額2,000円〜5,000円程度)にとどまる傾向があり、企業規模による体力差が如実に表れます。

年代別の昇給カーブにも明確な特徴があります。20代の若手層は、育成期間としての位置づけや初任給水準の引き上げが活発なため、昇給率が高めに設定される傾向にあります。これに対して30代の定期昇給額の平均相場は月額5,000円〜8,000円前後が中央値となり、役職への登用や個人の業績評価によって金額の開きが顕著になります。

40代後半から50代に入ると昇給ピッチは緩やかになり、一定の年齢(50〜55歳前後)で定期昇給がストップする「昇給停止(頭打ち)」や、役職定年による減給を設けている企業も珍しくありません。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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