在位60年記念10万円金貨の買取相場高騰!2026年の価値と売却術
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「古い記念硬貨だし、とりあえず近くの地方銀行や郵便局の窓口へ持っていこう」――この思い込みこそが、最も危険な罠である。在位60年記念金貨 銀行両替 損する理由は、金融機関の業務規定そのものにある。
日本銀行券や現行の記念硬貨は、日本の法律(通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律)上、額面通りの効力を持つ正規の法定通貨だ。そのため、銀行窓口に「10万円記念硬貨」を持ち込んだ場合、行員が行うのは「売買・買い取り」ではなく「現金の額面両替」である。窓口で1枚差し出せば、受け取れるのは一律で額面通りの10万円(新紙幣)にすぎない。
市場の買取専門店へ持っていけば40万円以上で売却できる現物を、銀行の窓口へ出した瞬間、差額である30万円以上の価値を自ら放棄したことになる。銀行側に悪気があるわけではない。金融機関は貴金属商ではないため、金の相場を考慮した査定を行う法的な権限もシステムも持ち合わせていないからだ。良心的な窓口担当者であれば「これは買取専門店へ持ち込まれた方が良いですよ」と小声でアドバイスしてくれることもあるが、マニュアル通りに手続きが進めば、そのまま10万円として入金されてしまう。
親世代や祖父母世代から「記念硬貨は銀行で換金できる」と教え込まれてきた読者は少なくない。だが、地金価値が額面を圧倒的に上回る現在において、銀行での両替は自ら大損を選びに行く行為と同義であることを肝に銘じるべきだ。