ハイドレーションとは?登山やトレランの給水が変わる仕組みと選び方

ハイドレーションとは?登山やトレランの給水が変わる仕組みと選び方の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

ハイドレーション(hydration)という単語は、ラテン語で水を意味する「hydra」に由来し、本来は「水分補給」や「体内水分量」を指す言葉です。アウトドア分野では、行動中に効率よく水分を摂取するための専用ギア全般をハイドレーションシステムと呼びます。

その基本構造は、柔軟性と耐久性を兼ね備えた複数層ラミネート加工フィルムの「ソフトリザーバー(水袋パック)」に、専用の「吸引チューブ」と、噛むことで弁が開く「バイトバルブ(吸い口)」を取り付けた構造になっています。給水対応のバックパック(ハイドレーションスリーブ付きリュック)の背面にパックを収納し、チューブをショルダーストラップ沿いに通すことで、両手を塞がずに歩行・走行しながらワンアクションで水分を摂取できます。

従来の水筒やペットボトル、近年人気のソフトフラスクと何が異なるのか、現場での実用性を比較したデータは以下の通りです。

給水システム種別主な容量・重量目安行動中の給水しやすさ編集部の見解・評価ハイドレーションパック1.5L〜3.0L / 約130g〜220g◎(完全ノーストップで直飲み可能)長時間の登山やスピードを重視するトレランで最大のパフォーマンスを発揮。ハードボトル(水筒)0.5L〜1.0L / 約100g〜350g△(ザックを下ろすかサイドから取り出し)残量確認が容易で壊れにくい。休憩時に腰を据えて飲むスタイルに最適。ソフトフラスク0.25L〜0.5L / 約30g〜50g◯(胸ポケットから直接吸引可能)容量は少ないが補給が手軽。トレイルランニングベストの胸部に最適。
鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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