鏡の自分は幻か?他人が見ている「本当の素顔」を暴く心理学検証

鏡の自分は幻か?他人が見ている「本当の素顔」を暴く心理学検証の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

興味深いことに、人間は自分自身の容姿を他者よりも厳しく、そして不当に低く評価する傾向がある。日用品大手ユニリーバが過去に実施し、世界的な反響を呼んだ「ダブ リアルビューティー スケッチ」はその証拠だ。法医学専門の似顔絵捜査官が、本人の自己申告だけで描いた似顔絵と、その人を初対面で観察した第三者の説明だけで描いた似顔絵を比較した。結果は明白だった。第三者の言葉をもとに描かれたスケッチのほうが、はるかに生き生きとして美しかったのだ。

あるメディアが実施した「自分の写真と実物の印象」に関する100人の回答データを紐解くと、実に8割以上の被験者が「他人の写真写りの悪さは気にならないが、自分の写真写りの悪さは許容できない」と答えている。私たちは他人の肌荒れや非対称なパーツなど気にも留めず、全体としての魅力や人柄を捉えている。だが自分に対してだけは、極限まで拡大した虫眼鏡で欠点を探し出し、自ら傷ついているに過ぎない。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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