高輪プリンスホテルの大改修スクープ!名門ラウンジの全貌と予約術

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この敷地が持つ唯一無二の価値は、建築史に輝く傑作の数々にある。優美な曲線を多用し、訪れる者を包み込むような温もりを放つ建築は、巨匠・村野藤吾が手掛けたものだ。細部に宿る陰影の美、日本人の心象風景に寄り添う意匠は、現代の機能性重視の建築では決して再現できない。

さらに庭園の一角に凛として佇む旧竹田宮邸洋館(貴賓館)は、明治44年に宮廷建築家・片山東熊の設計によって建てられたフレンチ・ルネサンス様式の白亜の館である。かつての皇族の離宮としての格式を今に伝え、石造りの重厚なレリーフや華麗なステンドグラスが時代を超えて輝きを放つ。新旧の名建築が響き合うこのロケーションこそ、他社がどれほど巨費を投じても手に入れられない、高輪の最大の武器にほかならない。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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