お気に入りの服が台無し?色移り落とし術と知られざる弁償の壁

お気に入りの服が台無し?色移り落とし術と知られざる弁償の壁とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

万が一、再処理でも元に戻らなかった場合、どのような補償が受けられるのでしょうか。業界には厚生労働省の指導のもとで策定された「クリーニング事故賠償基準」が存在します。この枠組みは全国クリーニング生活衛生同業組合連合会などに加盟する事業者が準拠しており、過失割合や衣類の購入価格、経過月数に応じた減価償却率から賠償額を算出する仕組みです。

しかし、利用者が新品同様の全額弁償を期待しても、耐用年数を過ぎた服に対しては購入額の10〜30%程度しか支払われないケースも珍しくありません。店舗側の「過失」を証明するハードルも高く、受付時の点検記録や事前確認の有無を巡って水掛け論に発展しやすいのがトラブルの根深い構造です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest