ピラフとチャーハンの違いを徹底解剖|調理法・起源・カロリーまで決定的な差を完全比較
ピラフとチャーハンの違いを徹底解剖|調理法・起源・カロリーまで決定的な差を完全比較の重要ポイントをご紹介します。役立つ情報が詰まっています。
ピラフとチャーハンの差は、調理法だけでなくそのルーツからして別次元の話だ。
ピラフの起源はトルコ料理、正確にはテュルク系遊牧民文化圏にまで遡る。トルコ語で「pilav(ピラウ)」と呼ばれ、オスマン帝国の宮廷料理として発展した歴史を持つ。その後、中東・中央アジア・南アジアへと広がり、インドの「プラオ」やイランの「ポロウ」、ウズベキスタンの「プロフ(パラフ)」なども同系列の料理だ。日本には明治から大正にかけて西洋料理の波とともに「洋食」として定着し、バターと野菜・肉を組み合わせた形で家庭に根付いた。
チャーハンの発祥は中国料理で、漢字で「炒飯」と書く。中国語では「チャオファン」と発音される。起源は春秋戦国時代にまで求める説もあるが、少なくとも隋代(6〜7世紀頃)にはすでに炒飯文化の記録が存在する。中国各地で調理法が分岐し、「揚州炒飯」「福建炒飯」など地方ごとのバリエーションが生まれた。日本への伝来は主に明治以降の中国移民・中華街文化を通じてで、「中華料理」の看板メニューとして全国に普及した。
つまりピラフ=洋食(トルコ・西洋系)、チャーハン=中華(中国系)という食文化の根本的な対立軸がある。これが、使う油(チャーハンはラード・サラダ油系、ピラフはバター主体)、味付け(チャーハンはしょうゆ・塩、ピラフはコンソメ・塩)の差にも直結している。