リコーダーのファのシャープ完全攻略!運指の壁と綺麗な高音を出す技

リコーダーのファのシャープ完全攻略!運指の壁と綺麗な高音を出す技にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

ここからは、実用度の高いソプラノリコーダー運指表をベースに、第1オクターブ(低音)と第2オクターブ(高音)におけるファのシャープの正しい押さえ方を詳細に解説します。

リコーダーの孔番号は、裏面の親指孔を「0」、上(吹き口側)から順に「1・2・3(左手)」「4・5・6・7(右手)」と表記します。

1. 低いファのシャープ運指(F#4 / 第1線のファ♯)

五線譜の第1間(下から1つ目の空間)にあるファにシャープが付いた音です。この音は、リコーダー特有の「フォークフィンガリング(クロスフィンガリング)」または小穴操作を行います。

  • バロック式ソプラノリコーダー:
    押さえる指:【0・1・2・3・4・5・●・7】(※6番孔を開け、7番孔を押さえる。ダブルホールの場合は外側のみ、または2つとも塞ぐなど楽器の音程に合わせて微調整)
  • ジャーマン式ソプラノリコーダー:
    押さえる指:【0・1・2・3・4・●・6・7】 または 【0・1・2・3・4・●・6】(※5番孔を開ける形)

嬰ヘ音指使い解説のポイントとして、バロック式では「4番・5番を塞いで6番を開け、7番を塞ぐ」というフォーク状の形を取ることで管内波動が安定し、濁りのない純正な響きが得られます。ジャーマン式運指表では5番を開ける特殊な形になるため、息を吹き込みすぎると音程がぶら下がりやすくなります。

2. 高いファのシャープ押さえ方(F#5 / 第5線上のファ♯)

五線譜の最上段、第5線に位置する高いファのシャープです。ここはオクターブを跳躍させるため、左手親指の操作が不可欠となります。

  • バロック式の高音F#:
    押さえる指:【サミング(0半分)・1・2・3・4・5・●】(6番孔・7番孔を開ける)
  • ジャーマン式の高音F#:
    押さえる指:【サミング(0半分)・1・2・3・4・●・6】

高いファのシャープは、息のスピードとサミングの開度(隙間の広さ)が1ミリ狂うだけで全く鳴らなくなる繊細なポジションです。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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