秋刀魚の塩焼き下処理の真相!内臓を取るべき?塩振りのタイミングで激変
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「洗って塩を振るだけ」と思われがちな秋刀魚ですが、料理店で行われているさんま塩焼きプロ直伝の手順には、一つひとつ明確な科学的理由が存在します。調理台に魚を置いたら、以下のステップを順番に実行してください。
まずは秋刀魚ウロコ取り方です。秋刀魚のウロコは非常に剥がれやすく、漁獲網の中でほとんどが落ちてしまいますが、ヒレの付け根やエラ周辺、腹の下部に硬いウロコが数枚残っていることが多々あります。これが口に入ると食感を著しく損ねるため、包丁の刃先を使って尾から頭に向かって優しく撫でるように撫で洗いし、残存ウロコを取り除きます。
次に、表面を冷水で洗い流したあと、バットに秋刀魚を並べて秋刀魚臭み取り酒と塩を施します。魚全体に酒(清酒)を大さじ1程度まんべんなく振りかけることで、アルコールが揮発する際に魚臭物質を抱き込んで蒸発させる共沸効果が働きます。その上から、魚の重量に対して秋刀魚塩分濃度黄金比である「2%(魚1尾約150gに対して小さじ1/2弱・約3g)」の塩を、20cmほどの高所から均一に振りかけます。
ここで重要なのが秋刀魚飾り包丁理由を理解することです。胴体の中央から尾にかけて、斜めに1〜2本、深さ5mm程度の浅い切れ目を入れておきます。秋刀魚は皮が薄く脂が多いため、加熱時に皮が急激に収縮して無残に破裂しがちです。飾り包丁を入れておくことで皮の破裂を防ぎ、内部の余分な脂を外へ逃がしながら熱の通りを均一化させる役割を果たします。