東京モーターショー終了の真相と2026年最新日程・進化の全貌
東京モーターショー終了の真相と2026年最新日程・進化の全貌の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
「なぜ、世界中に知れ渡った『東京モーターショー』の看板を下ろす必要があったのか」――この問いに対し、業界関係者や経済ジャーナリストの間では激しい議論が交わされてきました。公式発表資料および当時の自工会トップによる記者会見を振り返ると、その根底には「自動車単体での見本市モデルの限界」という強烈な危機感がありました。
1990年代初頭のピーク時には約200万人以上の来場者を集めていた東京モーターショーですが、若者の車離れや海外メーカーの相次ぐ出展見合わせにより、2010年代半ばには来場者数が70万人台へと低迷。単なる新型車の陳列だけでは、生活者や国際的なバイヤーを引きつけられなくなっていたのです。
さらに決定打となったのが、自動車産業を襲った「CASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)」の波でした。IT企業、通信キャリア、エネルギー企業、スタートアップがモビリティの主役に躍り出るなか、車メーカーだけの展示会にとどまることは、世界の潮流からの脱落を意味していました。自工会は「車」の枠組みを自ら壊し、あらゆる移動体験の未来を共創する場として「ジャパンモビリティショー」への全面刷新を決断したのです。