ラピュタ名曲『ハトと少年』トランペット完全攻略|最高音と演奏の秘訣
ラピュタ名曲『ハトと少年』トランペット完全攻略|最高音と演奏の秘訣に関する注目トピックをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
では、実際にどうすればあの澄み切った朝の空気感をトランペットで再現できるのか。プロ奏者が実践する決定的な3つの演奏アプローチを紹介します。
1. 息のスピードは「舌のアーチ(シラブル)」で制御する
高音域(G5〜A5)へ跳躍する際、唇に力を入れるのではなく、舌の中央部を持ち上げるイメージを持ちます。低音時は「アー(Ah)」、中音時は「オー(Oh)」、そして高音に向かって「ヒュー(Hyu)」または「イー(Ee)」と発音するように舌の奥をわずかに持ち上げると、口の中が狭まり、ホースの先を絞った時のように息の流速(スピード)が一気に上がります。これにより、唇に余計な圧力をかけずとも自然に高音が当たります。
2. 腹圧を保ち、遠くの山を狙って息を吹き抜く
映画のパズーは、谷の向こうの山々に向けて朗々と吹いています。このイメージをそのまま身体の使い方に落とし込みます。おへその下(丹田)にしっかり空気を溜め、一定の圧力(腹圧)を維持したまま、楽器のベルの先10メートル向こうにある的に向かって息をまっすぐ届ける感覚でアタックします。音が減衰しない安定したロングトーンが、ファンファーレの気品を生み出します。
3. アタック(タンギング)は鋭すぎず、芯のある「Tu」を意識
ファンファーレだからといって「トゥッ!トゥッ!」と舌で突き刺すようなタンギングをすると、音が硬くなりジブリ特有の牧歌的な温かみが消えてしまいます。舌先を上の前歯の裏に軽く触れさせ、豊かな息の流れにポンと乗せるような「Tu(トゥ)」の発音を心がけましょう。