急性気管支炎と風邪の決定的な差!長引く咳の正体と治るまでの全手順
急性気管支炎と風邪の決定的な差!長引く咳の正体と治るまでの全手順を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。
急性気管支炎は周囲の人にうつるのかという疑問に対しては、「原因となっているウイルスは強い感染力を持つ」というのが医学的な正確な回答です。咳やくしゃみによって飛散する飛沫感染、および病原体が付着した手やドアノブなどを介した接触感染によって周囲へ広がります。
感染力が最も高いピーク期は、発症初日から発熱や急性症状が続く最初の4〜5日間です。熱が下がり、咳だけが残っている回復期に入ると他者へ病原体を感染させるリスクは徐々に低下します。
自然治癒へ向かう標準的な経過
- 第1期(発症〜3日目):喉のイガイガ感、倦怠感、微熱や頭痛など風邪様症状が出現。
- 第2期(4日〜10日目):気管支粘膜の炎症が本格化し、痰の絡む激しい咳が出現。気道分泌物が増加。
- 第3期(11日〜21日目):ウイルス自体は排除されるものの、荒れた気管支粘膜が修復される過程で刺激に対して極めて過敏になり、乾いた咳が残存(気道過敏性の残存)。
発症から2〜3週間程度で自然治癒の経過をたどるのが一般的ですが、3週間を超えても咳が治まる気配がない場合は、咳喘息(せきぜんそく)やアトピー咳嗽、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の悪化といった別の病態へ移行している可能性を疑う必要があります。