実家の家紋が丸に五三の桐の真相|日本最多の理由と先祖の歴史的ルーツ
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桐紋を語る上で欠かせないのが、花の数による「格式の厳格な違い」です。桐紋には中央と左右に伸びる花穂(かすい)に咲く花の数によって、明確な序列が存在します。
中央に7個、左右に5個ずつの花を配した「五七の桐(ごしちのきり)」は、菊花紋章に次ぐ皇室の副紋として位置づけられてきた超最高格式の紋です。現在でも日本国政府の紋章(内閣総理大臣の紋章)や法務省のシンボルとして公式に使われており、国家的な権威を象徴しています。
一方、中央に5個、左右に3個ずつの花を配したのが「五三の桐(ごさんのきり)」です。花数が少ない分、五七の桐よりも一段控えた格式とされ、家臣への下賜や分家用として広く受け継がれてきました。さらに周囲を「丸」で囲むことで、宗家や本家に対する遠慮と親しみやすさを表現したのが「丸に五三の桐」です。つまり、最高峰の権威を宿しながらも民衆が堂々と使えるバランスを備えていたからこそ、民間へ定着しました。