ペットボトル500Mlが消えた?600Ml移行の真相と値上げの舞台裏
ペットボトル500Mlが消えた?600Ml移行の真相と値上げの舞台裏とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。
ここで、近年の500mlペットボトル値上げの経緯を時系列で整理してみましょう。かつて「ワンコイン(100円〜120円)」で手軽に買えたペットボトル飲料は、現在どのような価格構造になっているのでしょうか。
大手飲料メーカー各社は、2022年秋、2023年春、そして2024年秋以降にかけて段階的な価格改定を重ねてきました。メーカー希望小売価格(税抜)の推移を辿ると、かつて140円〜150円水準だった小型ペットボトルは、いまや170円〜190円前後が標準となっています。
この値上げラッシュにおいて、流通チャネルごとの価格格差はかつてないほど拡大しました。スーパーマーケットやディスカウントストアでは、PB(プライベートブランド)商品や目玉商品として600mlボトルが税抜88円〜98円前後で乱売されるケースが残る一方、コンビニでは定価販売(税込170円〜190円前後)が定着しています。
さらに異質な進化を遂げているのが、自販機500mlペットボトルの現在です。街角の自動販売機では、一般的なお茶や炭酸飲料が税込180円〜200円という大台に突入しています。流通関係者によると、「自販機は補充オペレーションや電気代の維持コストが重く、最も値上げの影響がダイレクトに反映される売り場」となっており、スーパーとの価格差はほぼ2倍に達しています。