陣痛の楽な姿勢とは?痛みを劇的に和らげる神ポーズと助産師直伝の逃し方

陣痛の楽な姿勢とは?痛みを劇的に和らげる神ポーズと助産師直伝の逃し方とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

陣痛への対処に関して、ネット情報や過去の思い込みから生じる大きな誤解が2点存在します。これらは痛みを増幅させ、分娩の進行を停滞させる要因となります。

誤解1:「一度楽だと感じた姿勢」にずっと留まること

たまひよ等の医師監修データでも厳しく指摘されているのが、「同じ体勢を維持し続けることの弊害」です。どんなに優れた神ポーズであっても、30分以上同じ姿勢でいると局所の血流が阻害され、筋肉が固まります。胎児は回旋しながら骨盤内を下降してくるため、児頭の位置が変われば、楽に感じる角度も刻一刻と変化します。「四つん這い」から「シムス位」、「立ち上がって腰を振る姿勢」へと、2〜3回の陣痛サイクルごとに細かく体勢を微調整することがお産の停滞を防ぐ最大の秘訣です。

誤解2:「ヒッヒッフー」の呼吸法に対する誤った認識

伝統的なラマーズ法として有名な「ヒッヒッフー」ですが、現代の助産指導では推奨のニュアンスが変わってきています。陣痛の痛みが強いときに短く浅い呼吸(ヒッヒッ)を繰り返すと、過換気症候群に陥り、手足のしびれやパニック、母体血のアルカリ化による胎盤血流低下を招くリスクがあります。

現在の主流は、「細く長く、息を吐き切る呼吸法」です。鼻から吸うことよりも、口をすぼめて「フーーーーー」とろうそくの火を揺らすように10秒以上かけて息を吐き出すことに集中します。息を吐き切れば、横隔膜が上がって副交感神経が刺激され、子宮口の筋肉が自然と緩みます。「ヒッヒッフー」のコツは、吸うことではなく「フー」と吐く時間に意識を集中させる点にあります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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