なぜ抹茶カフェに長蛇の列?2026年最新トレンドとSnsで話題の名店を徹底解剖

なぜ抹茶カフェに長蛇の列?2026年最新トレンドとSnsで話題の名店を徹底解剖とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

抹茶カフェ巡りを楽しむ上で、愛好家であっても陥りがちな最大の誤解があります。それが「色が濃く、苦味が強いほど高級な抹茶である」という思い込みです。

製茶業界の関係者が口を揃えて指摘するのは、「濃厚至上主義」の裏に潜む加工用抹茶の存在です。本来、茶道で用いられる手摘みの高級宇治抹茶(碾茶を石臼で丁寧に挽いたもの)は、直射日光を遮る「覆下栽培(おおいしたさいばい)」によってテアニンがたっぷりと蓄えられており、口に含んだ瞬間に強い苦味ではなく、まるで出汁のような芳醇な「旨味と甘み」が広がります。

これに対し、ネット上で「超濃厚」と謳われる安価なスイーツの中には、夏や秋に収穫された渋みの強い二番茶・三番茶の粉末を大量に投入し、砂糖やホワイトチョコレートの過度な甘さで強引にバランスをとっている例が少なくありません。鮮やかな緑色を保つためにクロレラなどの着色料を添加しているケースすら存在します。「苦くて濃いから本格派だ」と錯覚してしまうと、本物の抹茶が持つ繊細なアロマや余韻を見失うことになります。メニュー表を見た際に、「一番茶使用」「石臼挽き」「宇治・八女・西尾などの単一産地表記」が明記されているかを確認することが、粗悪な映えメニューを避けるための決定的な防衛策です。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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