いずも型護衛艦の空母化はなぜ?改修の真相と2026年最新動向
いずも型護衛艦の空母化はなぜ?改修の真相と2026年最新動向について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
いずも型護衛艦は同型艦でありながら、改修の進め方やタイミングによって外観や仕様に一時的な差異が生じ、軍事ファンの間でも大きな話題となってきました。最も顕著な違いは、「艦首形状の変更(四角形化)」と「耐熱塗装・着艦標識の施工タイミング」です。
もともと台形(先細りの形状)だった艦首甲板は、F-35Bが短距離離陸滑走を行う際に発生する気流の乱れ(タービュランス)を抑え、安全な滑走距離を確保するために、アメリカ海軍のワスプ級・アメリカ級強襲揚陸艦のような「矩形(四角形)」へと改修される計画が立てられました。この工事を巡り、2隻は定期検査の周期に合わせて異なるアプローチをとっています。
現場取材における造船関係者の証言によると、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の呉事業所で実施された「かが」の改修工事は、艦首を大胆に切り離してブロック工法で角型構造を接合する大規模なものでした。先行した「かが」が米カリフォルニア州沖で実施したF-35Bの発着艦試験・夜間運用データの蓄積があったからこそ、続く「いずも」の第2段階工事は極めて精度の高い改修として結実しています。