仕切弁とは?仕組みや玉形弁との違い・全開全閉の理由を現場目線で解説
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仕切弁は、英語で「Gate Valve(ゲートバルブ)」と呼ばれ、その名の通り流路の途中に門(ゲート)を落とし込んで流体をせき止める構造を持ちます。日本の水道業界や土木インフラ分野では、古くからの名残として「スルース弁(Sluice Valve)」と呼称されることもありますが、基本構造は仕切弁と同一です。
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内部の構造を概念的に図解すると、以下の3つの主要コンポーネントで成り立っています。
【仕切弁の内部構造モデル】
[ハンドル / アクチュエータ](手動操作または電動・空気圧駆動)
↓
[弁棒(ステム / スピンドル)](回転運動を直線昇降運動に変換)
↓
[弁体(ディスク / くさび型仕切板)] ⇔ [弁座(シートリング)]
(流路に対して直角に降りて密着し、流体を遮断)
仕切弁の最大の特徴は、「弁体が流路の流れ方向に対して直角(90度)に上下移動する」点にあります。ハンドルを時計回りに回すと弁棒が弁体を押し下げ、弁座にクサビのように密着して流路を完全に塞ぎます。逆に反時計回りに回すと弁体が配管の上部空間(ボンネット内部)へと完全に引き上げられます。
弁棒の構造には、弁棒が上下に突き出る「外ねじ式(ライジングステム)」と、弁棒が上下せず弁体だけが内部で昇降する「内ねじ式(ノンライジングステム)」が存在します。外ねじ式は開閉状態が一目で判別できるためプラント配管に多く、内ねじ式は上部スペースが限られる埋設配管やビルピット配管に採用されるのが一般的です。