緑色のおりものは病気の警告?原因と受診の目安・最新治療を解説

緑色のおりものは病気の警告?原因と受診の目安・最新治療を解説の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

おりものの色が緑色や黄緑色に変わる現象の背景には、生体の免疫システムが深く関わっています。通常、健常な女性の膣内には乳酸桿菌(デーデルライン桿菌)が常在し、弱酸性の環境(pH 3.8〜4.5程度)を維持することで病原菌の侵入や増殖を防いでいます。この状態における正常なおりものの色は、透明から乳白色であり、乾くとわずかに淡黄色を帯びる程度で、匂いもヨーグルトのようなほのかな酸臭にとどまります。 しかし、外部から病原体が侵入したり、常在菌バランスが崩れて特定の雑菌が異常繁殖したりすると、体内では激しい生体防御反応が起こります。侵入者に対抗すべく、免疫細胞の主力である「好中球(白血球の一種)」が膣粘膜へ大量に動員されます。この好中球が病原体を貪食して役目を終える際、好中球内に含まれる緑色色素の酵素「ミエロペルオキシダーゼ」が放出されます。これが分泌物に混ざり合うことで、目に見える形として緑色や黄緑色を呈するのです。 つまり、緑色のおりもの 原因の本質は「膣や子宮頸部で現在進行形の激しい炎症・感染が起きている証拠」にほかなりません。風邪をひいたときに鼻水が黄色や緑色に濁るのと全く同一の現象が、デリケートゾーンで発生しています。一時的な体調不良や生理周期の乱れだけで分泌物が緑色に染まる医学的理由はなく、この色の変化そのものが身体からの緊急アラートといえます。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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