日焼けの皮むけを無理に剥ぐとシミに?皮膚科医が明かす最速治癒法
日焼けの皮むけを無理に剥ぐとシミに?皮膚科医が明かす最速治癒法についての最新情報を徹底解説します。
日焼けの皮むけが始まると、夜も眠れないほどの猛烈な「かゆみ」に襲われるケースが多々あります。このかゆみの正体は、紫外線によって損傷した皮膚組織から分泌される「ヒスタミン」などの炎症性化学伝達物質と、バリア機能喪失によって外気刺激にむき出しとなった「C線維(知覚神経)」の過敏化です。
このかゆみに耐えかねて爪を立ててボリボリと掻きむしってしまうと、再生途中の新しい皮膚組織がズタズタに破壊され、雑菌が侵入して「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」や「とびひ(伝染性膿痂疹)」といった二次感染を引き起こす危険があります。
かゆみが我慢できないときは、決して掻かず、保冷剤を薄手の清潔なタオルに包んで患部をピンポイントで冷却してください。神経の伝達速度を一時的に鈍らせることで、安全にかゆみを鎮静化させることが可能です。市販の抗ヒスタミン成分配合の非ステロイド性外用薬や、かゆみ止め成分を含む保湿ローションを活用するのも有効な手段となります。