東京駅ヤエチカの名店アルプス|名物カツカレーの記憶と現在の真相

東京駅ヤエチカの名店アルプス|名物カツカレーの記憶と現在の真相にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

八重洲地下街 カレー 名店の筆頭格として長年君臨していた「カレーショップ アルプス」は、東京オリンピック(1964年)後の高度経済成長期である1969(昭和44)年に開業しました。東海道新幹線の開通とともに発展を遂げる東京駅において、乗り換えのわずかな合間や多忙を極めるオフィスワーカーに対し、「早い・美味い・安い」の三拍子を完璧に体現したファストフードスタイルのカレーを提供し始めました。

店頭に設置された券売機でプラスチック製の食券を購入し、カウンター席に着くと同時にコップの水とスプーンが置かれ、数秒後には湯気を立てる皿が目の前に滑り込んでくる――。この驚異的な提供スピードこそが、秒刻みで動くビジネス街・八重洲のニーズと完璧に合致していました。気取らない黄色いカレーソース、どこか懐かしいスパイシーさ、そして卓上に置かれた福神漬けの鮮やかな赤色。すべてが計算された日常の機能美として完成されていたのです。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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