オノ・ヨーコとジョン・レノン真実の軌跡|解散の真相と現在の姿

オノ・ヨーコとジョン・レノン真実の軌跡|解散の真相と現在の姿に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

結婚後のふたりは、自らのセレブリティとしての影響力を最大限に利用した平和活動へと舵を切ります。1969年、新婚旅行の場として選んだアムステルダムのヒルトンホテルで展開された「ベッド・イン(Bed-In)」は、パジャマ姿のふたりがベッドの上で世界各国のジャーナリストを迎え入れ、平和について対話を続けるという前代未聞のパフォーマンスでした。

さらにモントリオールでの第2回ベッド・インでは、反戦アンセム『平和を我等に(Give Peace a Chance)』が即興で録音され、「WAR IS OVER! (IF YOU WANT IT)」と記された巨大な看板広告がニューヨーク、東京、ロンドンなど世界11都市に掲出されました。大衆文化とアヴァンギャルド芸術を融合させたこのメディアジャックは、現代のソーシャルアクションの先駆けとも言える革新的な手法でした。

そして1971年、20世紀を代表する名曲『イマジン(Imagine)』が誕生します。この楽曲の詩世界は、ヨーコが1964年に出版した詩集『グレープフルーツ』の「想像しなさい(Imagine...)」というインストラクション・アートから直接的な着想を得たものでした。ジョン自身が生前のインタビューで「あの歌詞の多くはヨーコによるものだが、当時の僕の男尊女卑的な傲慢さから彼女を共作者としてクレジットしなかった」と告白しており、2017年には全米音楽出版社協会(NMPA)によってオノ・ヨーコが正式な共同作詞者として認定されました。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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