知らなきゃ損するチルド室の正体!冷蔵室との違いとプロの保存術
知らなきゃ損するチルド室の正体!冷蔵室との違いとプロの保存術の全貌を詳しく解説してご紹介します。
万能に見えるチルド室だが、何でも放り込んでいいわけではない。温度が低すぎるがゆえの落とし穴が存在する。
家電ジャーナリストの藤山哲人氏は、チルド室の温度管理について「0℃近い環境は生鮮品にとって天国だが、水分量の多い野菜や特定の加工食品にとっては過酷な環境になり得る」と指摘する。例えば、豆腐やこんにゃく、水分の多い野菜(キュウリやレタスなど)をチルド室に入れると、水分が部分的に凍結して組織がスポンジ状になり、食感が完全に破壊されてしまう「低温障害」が発生する。
一方で、家電+ライフスタイルプロデューサーの神原サリー氏は、発酵食品の管理におけるチルド室の有効性を強調する。「味噌や納豆、キムチ、チーズ、ヨーグルトなどはチルド室に置くのがベスト。過度な発酵の進みを抑え、ベストな風味を長期間キープできる」と解説する。
卵の保管場所についても注意が必要だ。ドアポケットに置きがちな卵だが、ドアの開閉による急激な温度変化や振動は品質劣化を早める。より長持ちさせたい場合は、パックごとチルド室や冷蔵室の奥に収納するのが衛生管理上も理にかなっている。