巨大な鬼柚子はどう食べる?苦味を消す下処理と絶品レシピ完全ガイド
巨大な鬼柚子はどう食べる?苦味を消す下処理と絶品レシピ完全ガイドについて押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。
鬼柚子を調理する際、最大の挫折要因となるのが「強烈なエグみと苦味」です。柑橘の外皮にはリモノイドやナリンギンといった苦味成分が含まれており、そのまま煮込むと口が曲がるほどの苦味に仕上がってしまいます。プロや加工現場でも実践されている、鬼柚子の苦味取りと下処理の基本手順は以下の通りです。
ステップ1:下準備と外皮の処理
流水で表面の汚れをタワシなどでしっかり洗い流します。黄色い外皮のデコボコが強い部分や黒ずみは、薄くピーラーや包丁で削ぎ落とします。外皮の黄色い層にごく薄い苦味が集中しているため、ここを軽く削るだけでも仕上がりの雑味が大幅に減ります。
ステップ2:部位の切り分けと塩もみ
縦に4〜8等分に割り、果肉を取り外します。残った皮と白いワタを好みの厚さ(ピール用なら7〜8mm幅の細切り、ジャム用なら薄切りや角切り)にスライスします。ボウルに入れ、全体の重量に対して約2%の食塩を振って優しく揉み込み、10分ほど置いて水分とアクを浮かせます。
ステップ3:茹でこぼしと水晒し(最重要)
たっぷりの湯を沸かした大鍋に塩もみした皮とワタを入れ、中火で5〜8分ほど茹でます。ザルにあけて冷水に取る「茹でこぼし」の工程を合計2〜3回繰り返します。その後、ボウルに張ったたっぷりの水に浸し、半日〜1晩(苦味が強い場合は途中で水を替えながら)晒します。指で絞って味見をし、心地よいほろ苦さになっていれば下処理完了です。