突然の胸痛は心の叫び?たこつぼ心筋症の正体と隠された死亡リスク
突然の胸痛は心の叫び?たこつぼ心筋症の正体と隠された死亡リスクの詳細について、最新情報を基に徹底解説します。
この病気はどのようにして発生し、どんな予兆を見せるのか。循環器内科学を専門とする佐藤光裕医師は、過剰な生体反応が引き金になると語る。「予期せぬ衝撃やストレスに直面した際、交感神経が極度に緊張し、副腎からカテコラミンと呼ばれるストレスホルモンが大量に放出されます。このホルモンサージが心筋の微小血管を締め付け、一時的な心筋虚血や細胞の機能麻痺を引き起こすと考えられています」
臨床的にはストレス性心筋症とも呼ばれ、発症時には突然の激しい胸痛や圧迫感、息切れ、冷や汗、めまいが襲いかかる。心臓の先端部(心尖部)が動かなくなる一方で根元側は過剰に収縮するため、ポンプとしての役割が著しく損なわれるのが最大の特徴だ。