ブロッコリーの茹で時間は何分?水っぽくならない黄金比と失敗の真相
ブロッコリーの茹で時間は何分?水っぽくならない黄金比と失敗の真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
「色止めのために茹で上がりを氷水にとる」という昔ながらの下処理をブロッコリーに適用しているなら、それが水っぽさの元凶です。ホウレンソウや小松菜などの葉物野菜では有効な冷水冷却ですが、ブロッコリーにおいては致命的な失敗を招きます。
ブロッコリーの頭部は無数の微細な蕾が集まった構造をしています。熱せられた状態で冷水に投入すると、組織内の空気が急激に収縮して陰圧が生じ、毛細管現象によって周囲の水分を一気に内部へと吸い込んでしまいます。これこそが、多くの人が疑問に感じる水につけない理由です。一度蕾の奥深くまで入り込んだ水分は、いくら振ってもペーパーで拭いても完全に抜くことはできません。
プロの現場で徹底されている水っぽくならない冷まし方は、湯から引き上げたら水につけず、平らな盆ざるやバットに重ならないよう広げる「陸揚げ(おかあげ)」です。熱い状態のまま空気に晒すことで、食材自体の保有熱によって表面の余剰水分が一気に水蒸気として揮発します。うちわや扇風機、サーキュレーターの風を当てて一気に粗熱を取れば、クロロフィルの退色を防ぎつつ、表面がサラッと乾いた理想的な質感に仕上がります。