シェイピングとは?行動分析学の仕組みと実践法を徹底解説

シェイピングとは?行動分析学の仕組みと実践法を徹底解説について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

シェイピングは理論上極めて合理的ですが、実践現場では指導者の設計ミスによって失敗するケースが後を絶ちません。陥りがちな3大リスクを解説します。

罠1:基準の引き上げ(クライテリア変更)が早すぎる

学習者が現在のステップを確実に習得する前に次の要求を出してしまうと、強化が得られなくなり、行動そのものが消去(挫折)に向かいます。「3回連続で成功したら、次のステップへ移る」といった客観的な進級基準をあらかじめ設定しておく必要があります。

罠2:過去のステップを強化し続けてしまう(消去の失敗)

次の段階に進んだにもかかわらず、前の簡単な行動に対しても強化子を与え続けると、学習者はより楽な行動に留まります。新しい基準に移行したら、古い基準への報酬をストップする「分化強化(Differential Reinforcement)」を徹底しなければなりません。

罠3:強化子(ご褒美)の価値の飽和と不一致

指導者側が「ご褒美になる」と思い込んでいる刺激が、対象者にとって魅力でない場合、シェイピングは一切機能しません。また、満腹時の食べ物のように、与えすぎて価値が下がる現象(飽和)にも配慮し、褒め言葉、ハイタッチ、トークン(引換券)など、多様な強化子を用意することが求められます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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