マツダ3ファストバックで後悔?欠点・視界や後席の真相と実燃費を徹底検証
マツダ3ファストバックで後悔?欠点・視界や後席の真相と実燃費を徹底検証について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
美しさに惹かれて手に入れたオーナーが、日々の生活の中で直面する最大の壁が「実用面における割り切り」です。契約前の試乗では見落としがちで、納車後に「後悔した」と語られる代表的なデメリットは主に次の3点に集約されます。
第1の要因は、斜め後方の視界不良と死角の広さです。流麗なファストバックスタイルを成立させるため、Cピラー(後部窓とリアガラスの間の柱)が極めて太く設計されています。これにより、道路への合流時や斜め後方から近づく自転車・歩行者の確認において、目視視界が著しく制限されます。電子制御のブラインド・スポット・モニタリング(BSM)や360°ビューモニターが標準・オプションで用意されているとはいえ、物理的な窓ガラスの小ささに起因する心理的プレッシャーは拭えません。
第2の要因は、後部座席の居住性と閉塞感です。同クラスの競合ハッチバック(トヨタ・カローラスポーツやフォルクスワーゲン・ゴルフなど)と比較すると、全高が低く抑えられているうえ、後席のサイドウィンドウが後方に向かって大きく切れ上がっています。頭上空間のクリアランスはおよそ拳ひとつ分程度にとどまり、暗く包まれ感の強い空間は、同乗者から「圧迫感がある」「外が見えにくくて車酔いしやすい」と不評を買う要因になっています。
第3の要因は、低速域における乗り心地の硬さです。リアサスペンションにトーションビーム式を採用しているマツダ3は、滑らかな舗装路やワインディングでは吸い付くような接地感を見せる反面、荒れた路面や段差を通過する際にリアからの突き上げがダイレクトに伝わりやすい傾向があります。初期型から改良が進んだ現在でも、しなやかな足回りを期待していた層からは「ゴツゴツ感が気になる」という声が寄せられています。