なぜ湿気で色が変わる?金色のクワガタ「オウゴンオニ」の生態と飼育法を徹底解説
なぜ湿気で色が変わる?金色のクワガタ「オウゴンオニ」の生態と飼育法を徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。
昆虫学の視点から見ても、彼らが持つ色彩変化の仕組みは極めて特異だ。世界に多種多様な昆虫が存在するなかで、クワガタムシ科に属するオウゴンオニクワガタ属は、体表の湿度によって劇的に体色を変える性質を持っている。
なかでも代表的な種であるローゼンベルグオウゴンオニクワガタは、ジャワ島の高山地帯に生息する。乾燥した環境下では目が覚めるような鮮やかな黄金色を見せるが、体表が濡れたり湿度が上がったりすると、一転してしっとりとした黒褐色へと姿を変えるのだ。この現象は外骨格の表面にある微細構造が水分を吸うことで光の反射率が変わるためと考えられており、自然界における迷彩の効果を果たしているのではないかという説が有力視されている。